本章では、for Cloudでの交通誘導警備員の労務割増設定方法について説明をします。
平成30年度積算基準改定で、これまで交通誘導警備員に適用されていた割増係数による積み上げが廃止されたことに伴い、
交通誘導警備員を割増設定の対象とするよう初期設定を変更しました。
2018年6月29日付のデータ更新の適用後、平成30年度歩掛での積算工事については、
これまで労務割増対象外としていた交通誘導警備員A(R000520)/交通誘導警備員B(R000530)の単価を、
労務割増設定対象とするよう初期設定が変更されています。
2018年6月29日付のデータ更新以前に作成された既存工事については、
交通誘導警備員A(R000520)/交通誘導警備員B(R000530)の単価は労務割増対象外に設定されているため、労務割増を設定できません。
交通誘導警備員A(R000520)/交通誘導警備員B(R000530)に対し労務割増を設定するには、
システム設定の工事条件設定-労務割増画面上部の割増対象外設定をクリックして表示される設定画面より、
労務割増対象単価に変更後、あらためて労務割増を設定して下さい。
労務割増対象外設定の変更手順については、下記手順を参照下さい。
以下、上述の手順①②③に沿って説明します。
最初に割増対象外設定画面を呼び出します。
①で呼び出した割増対象外設定画面にて、該当単価を割増設定外対象から解除します。
内訳画面にて労務割増の設定をします。